お焼香の意味

『お焼香』は、お焼香することが目的ではありません。お焼香の目的は焼香後の合掌にあるのです。
 身近な人の死を知らされ、急ぎ弔問に参詣する。その荒ぶる心を、香のかおりを嗅ぐことによって静め、真摯に亡くなった人と向かい合う自分をつくる。その後、静かに合掌する。焼香はこの合掌に導くための準備なのです。

 私たちは、この合掌の姿をもって、相手に対して最大級の礼を表すのです。『喜び』や『悲しみ』も、『感謝』の心も、『後悔』や『懺悔』も、すべてこの合掌に込められているのです。
 私たちがお焼香をし、仏様に対して合掌するのは、人の生死を教えくれたことに対して礼節を尽くすということに他ならないのです。
            南無阿弥陀仏

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